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晴れ時々Fe 2

鉄道と鉄道風景写真やアジアの旅行記などをやっています。

1Weekバンコク市民_21

バンコクの吉野家
 日本で吉野家と言ったら、牛丼のチェーン店を展開しているお店だ。

 その支店が、バンコク・セントラルワールド5階にオープンしていた。

 日本では、牛丼戦争とか、牛丼安売り合戦で草刈り場とか言われ、ひとり負けをしていた吉野家。

 吉野家の牛丼の味は、米国産の牛肉でなくては出ないとこだわって、BSEで米国産牛肉の輸入停止が続いた中でも、一刻も早い解禁をと訴えていた。
 解禁後、米国産が一転して割高になったにも関わらず、使い続けている。
 そのコスト高が、ひとり負けの要因のひとつとエコノミストが分析していた。

 その『こだわりの吉野家』が、バンコクに支店である。
 どれだけこだわっているのか、興味津々であった。



日本において牛丼(屋)の位置づけは、早い・安い・旨いの看板を掲げるファーストフード(店)に分類されることが多いだろう。
一方、タイにおける牛丼は日本のそれとは違い、日本食ブームとも思われる中での、日本のちょっとしゃれた食べ物と言った印象が強い。

さてメニューは、というとかなりローカライズされているものが多い。
いくら日本の味と言っても、同じメニューをそのままでは受け入れられないものもあるからだ。
また牛丼ひとつでは、あまりにもバリエーションに乏しい。
ここは、独自の展開をも考慮されているのだろう。

日本にないメニューの一つに「豚天丼」というものがあった。牛丼にも引かれるが、迷った末にこの新しいメニューを選んでみた。



豚天丼のセットメニューである。
丼の大きさは、日本と同じ。
薄切りの豚肉を天ぷらにしたものが2枚とニンジンのかき揚げが1枚。
まぁ、この薄切りのお肉がうすい。
片側の衣だけでも、衣の方が厚い。ハムかつバンのハム状態である。
で、おわかり戴けようか。

そして甘めの天丼のたれ。
これじゃ、「天丼てんや」じゃないか。

味噌汁の味噌も現地調達なのか、馴染んだ味とは少し違っている気がした。具はわかめが2~3枚程度。
この他にわかめスープともうひとつの三択であった。

飲み物は、お水・コーラ等の他に、アイスグリーンティ(玄米茶)があり、それを選んだ。

肝心のご飯であるが、ちゃんとジャポニカ米(短粒種)で、当然ねばりもあり、ここはこだわっている部分が見た気がする。
きっと10年前だったらインディカ米で誤魔化していたに違いない。

この玄米茶に思いきっりハマった。さすがにご飯の後にコーラは勘弁してほしい。まぁお水でもよいのだが、お茶の味が身体に染み渡るような気がした。
歳をとって、この短い期間でも日本食にあこがれるようになったのか?

お値段だが、セットで139バーツ。
日本円に換算し、日本の物価と比較したら対したことはないのだが、タイ飯が1食30~65バーツ程度(お水は別)で食べられることを考えると高いと思う。その辺りがイメージとしてのお値段が含まれるのかもしれない。

さて、それだけでは終わらなかった。

じゃん! 牛丼である。



当然ながら、別の日のものである。

牛丼の想い断ちがたし…である。
というか、あのアイス玄米茶が飲みたい…。玄米の香ばしさにひかれてしまったのだった。

これもセットメニューである。
牛丼の味は、日本での味そのままだった。

ただセットメニューの中に、日本だったらどの牛丼チェーン店にも絶対にある「生卵」が記載されていない。

なんでも日本の文化人類学者に言わせれば、

「世界中で生で卵を食べるのは、日本人と蛇ぐらいである」  だそうである。

その真偽の程は検証していないが、育んできた文化の違いなのだろう。

ベトナムでは、羽化途中の形になりつつある卵を食べると聞いている。

そういえば昔は、「生で魚を食べるなんて…」で、
特に欧米人に毛嫌いされてきたお刺身だったが、今ではしっかりと食されている。特にマグロなんかは。

異国の食文化は、そこに育っていないと理解しがたいものがあるのは事実である。
そのようなことから生卵がメニューにない理由がおわかり戴けるかと。

さて、こちらのお値段は、豚天丼に比べて10バーツアップの149バーツであった。

蛇足ながら、平日の2-5時の間は「牛丼単品 99バーツ」とPRパンフがセントラルワールド内の案内所に置かれていた。

2012.8.10、12 バンコク
つづく
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コメント

No title

こんばんは。

異国の食文化の紹介は非常に興味が湧くものです。それも日本からの食が…となると尚更でご報告の内容は非常に面白かったです。
場所が少し変わるととんでもなくなるものですが、それほどの違いなく同じものが食せたということのようで良かったです。
以前シカゴのチャイニーズレストランで食べたラーメンはうどんのようだったし、台湾のウナギの蒲焼は砂糖漬けみたいだったし、何かどこかで道を間違えたって感じの食べ物も後になると良い土産話になるものですね。

No title

小田急指令掛川さん
世界中で味の変わらない食べ物は、おそらく「マックのハンバーガー」ぐらいでしょうか。そこはワールドワイドで展開している企業ですからね。まぁサイドオーダーに多少現地色は出てきますが…。

日本食が化けたものとしては、タイでは「タイスキ」があります。どう見ても日本の「しゃぶしゃぶ」なんですが、それがタイではそれが日本人で食べる「スキヤキ」と思い込んでいます。
どうして、あれがこうなるの? という話は多々ありますね。

それにしても小田急指令掛川さんは、いろいろなところに行かれているのですね。

No title

その昔中国に行ったときには、生きているハトを絞めてそのまま焼いたり(燻製のような風味があって結構美味!)、生きたままのカイコのさなぎを串焼きにして食べたり(クネクネするんですよ(涙))しました。

世界の食文化ってすごいですよね。こんなゲテモノはちょっと厳しいですが、砂糖漬けのウナギ位ならちょっと試してみたいものです。
豚天丼なんて是非試してみたいですね!

No title

朝霧高原さん
ハトは中華料理などでよく登場しますね。カイコのサナギの生の串焼きですか。お隣の韓国も串焼きではないですが、カイコはよく食べているようですね。

中国だったら、サソリの唐揚げなんか食べませんでしたか? カリカリしていて旨いそうです。
北京の屋台街で生きたサソリをそれように売っていたりしていました。
豚天は大阪あたりの食文化みたいです。今モスバーカーで豚天を挟んだバーガーを期間限定で売っています。

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